制作していました、テレキャス用のフロントワイドレンジHB、リアはシングルスタックのセットの音源です。ワイドレンジはフェンダーオリジナルの74年テレキャスデラックス及びギブソンレスポールクラシックリイッシューと弾き比べています。フェンダー
のクニフェにはなかなか勝てないですね。ギブソンとはキャラクターが違うのがわかると思います。
フロント3.7H/7.5KΩ、リア 4.7H/14KΩで、リアの方が断然高出力と思われると思いますが、シングルスタックの場合、下ボビンは出力にはあまり効かないので、実際は4H/10KΩ/6800ターンくらいです。フラットポールピースと合わせ、高音よりです。ご希望はTWANGYなハムでしたので、ちょうどくらいでしょうか。背が高くてキャビティーの底まで目いっぱい下げてもまだ高く、弦高を上げています。
制作してました、ワイドレンジハムバッカーとリアスタックのテレキャス用セットができました。FENDERと入っていないと少しさみしいですね。
リアはシングル2個重ねに近い高さです。取り付けると高さはかなりギリギリでしょう。
ワイドレンジは7.5KΩ/４H＋くらい、リアスタックは14KΩ/5Hくらいです。
14Kだとすごくハイパワーに見えますが、半分は見かけだけで、実際はフロントと大して変わらないです。
フロントは1芯メッシュですが、中のリード線はリアと同じくベルデンンビンテージAWG30撚線ｘ3本束ねで、高音よりの音を狙っています。1芯メッシュは市販品は写真では使い勝手がわからないので、最近はずっとクロスワイヤーをメッシュに通して自作しています。メッシュは幅4㎜、1.25sq（だと思います）を使っています。この太さに落ち着くまでサイズを変えて試してみました。
メッシュへの通し方は次の通りです。
① 平たいものの中心に鋭いものを刺して丸くする。
② 3㎜くらいの長い竹ひごを差し込む。
③ メッシュがでぶでぶになるまで竹ひごにたくし込む
④ 反対側に竹ひごの先がでるまでメッシュを押し込む
⑤ 竹ひごを通した穴がかなり広がっているので、ひっかからないようにリード線を差し込む
まだ音は出していないのでどんな音か楽しみです。ワイドレンジは高音目に作ってあり、スタックも抜けよいレシピにしてあります。74年テレキャスデラックスと比較してみます。
テレキャス用にフロントはハムサイズのワイドレンジハムバッカー、リアは手持ちのシングルスタックのリワウンドをご注文頂いています。
ワイドレンジは、アルニコ３が12本で、うち6本は手でネジを刻んでいます。しかしながら粗い螺旋なので、あまりうまく高さ調整はできません。旋盤で引ければよいのですが、さすがにそこまで機材はないです。でも構造はクニフェの本物と同じです。
カバーはニッケルでメッキ無しのもので、50㎜ピッチにしています。
リアはほぼストラトと同じ高さのボビンの2つ重ねで、かなり高いです。
元のものはそれほど高くないもののようで、使用している線材はポリウレタン被膜のAWG42くらいのものでした。特徴は上下ボビンの間に鉄製のヨークが入っていて、ここで磁力を出して磁界を狭めてパワーを出していることでしょうか。
今回はフロントがハムで出力が高いので、リアも少し出力を上げてバランスを取るようにします。上下スタックの場合、下ボビン分は弦から遠くてあまり出力に関係ないので、いつも上は出力高めに、下はかなり低めに巻いています。（通常のストラト用だと8000ターン＋2000ターンくらいです ー 今回のものは6000＋6000くらいでしょうか）。今回は下のボビンが大きいのでもう少し巻き数差を少なくする予定です。
バックオーダーがはけてきましたので、2セット出品しています。
個別のオーダーもメアドからお受けしておりますので、ご相談ください。
https://page.auctions.yahoo.co.jp/jp/auction/b568772721
https://page.auctions.yahoo.co.jp/jp/auction/l699019647
artbrains1966@gmail.com
