テレキャスターのフロントの音がもこもこしているので抜けを良くしたいというご依頼があります。
手巻きで出力控えめでターン数少な目に巻けば、普通に使える音になるのですが、なぜもこもこするか? 理由はカバーにあります。
カバーをつけると、Eddy Current Lossという損失が生じて、実出力はカバーなしの3-4割落ちて、レゾナントピークも低音側に移動してしまうため、とのことです。(すいませんアメリカの研究家のフォーラムからの引用です)
ではカバーなしではどうか?というと、あのカバーがテレキャス!と思う人も多いと思います。私もそうです。
この問題を解決するのに制作したのが写真のものです。
カバーにスリットを入れて、裏にフェンダービンテージスタイルアンプ用のキャンバスを張り付けています。名付けて「ツイードスペシャル」。
狙い通りに元気な高音が出ると良いのですが。
カスタムオーダー頂いた方にテストをお願いしています。
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