久しぶりにセラミック磁石でハムバッカーを作ってみました。
狙いとしては低出力で歯切れが良い方向のものです。フロント3.9H、リア4.9Hで、通常のPAF系の4.5H、5.5Hよりも低くなります。その分高音よりになりがちですが、少し3.4PPの音を強くしてバランスを取っています。分離感はありつつ、ワニス塗りで残響は多め、かつ揺れ多め という巻き方にしています。
比較として、レスポールクラシックリイッシューを弾いていますが、こちらの方が出力が少し高く、かつ倍音感多めでした。
これくらいのシンプルな音の方がバンドアンサンブルの中では音が作りやすいかな とも思います。
セラミック磁石でもアルニコでも、ハムの場合は構造が変わらないので、ストラトよりも音の変化は小さいと思います。ストラトの場合は磁石の位置が両者で異なるので、磁力の差も相俟って結構特徴が分かれます。