今回は新しい出音の調整方法にトライしてみました。
低音側はタイト気味に、高音側は残響多くかつ分離感ありにするやり方です。
残響の多寡はポッティングの深さなどで調整しているのですが、いままでは全体的に多いか少ないかのどちらかしかできませんでした。また分離感有りと倍音感ありはPPのトップの形状で調整していたのですが、タイトにしつつ高音を強めにするには、ある程度分離感を犠牲にするか、PP高さを上げるかだったのですが、今回は同じポッティング程度で残響感を低音側・高音側で変える工夫をしてみました。
フロント・ミドルは残響感変更してあり、リアは全体が同じ残響感になるようにしています。
ちなみにマザーズミルク風ということで、抵抗値はベアナックルの数値に合わせて5.7K/5.7K/6.5Kにしてあります。インダクタンスは2.7/2.7/3.2Hです。
出音はちょっと違う傾向になっていますが、結果オーライでご注文主様には気に入って頂けました。
もうじき5万アクセスです。