Rugir Pickups’s blog

手巻きピックアップビルダーの制作解説などギター関連ブログ

カスタムショップ69年モデルvsRugir Rugir Pickups

カスタムショップ製69年モデルと同様のもので抵抗値5.7KΩ というご要望で制作してみました。

お借りしたCS69と比較しています。取り付けているギター、アンプ類、ボリューム他のセッティングは同じです。

こちらがCS69、2.5H/5.5KΩ/130pF という計測値です。ターン数は不明ですが、大体8000くらいと思います。使っているワイヤーはプレーンエナメルAWG42でしょう。磁石はアルニコ5。

https://youtu.be/PwEVQmo6RuI

こちらがRugir製です。2.34H/5.7KΩ/159pF、7335ターン、ワイヤーは同じくPE42です。磁石は同様にアルニコ5です。CS69の巻き高さは11㎜とRugirで通常制作している10㎜より1㎜高かったので、同じにしてあります。

https://youtu.be/juNf0O-bZj0

 

どうでしょうか?

ちなみに、Rugirでの通常巻き高さ10㎜だと、同様のターン数で2.7H/5.7Kとなります。

インダクタンス値は巻き高さに反比例するので、約10%減であれば計算式通りということになりますね。1㎜違いで結構違うものです。(カバーの高さ一杯だと約10㎜で11㎜だと1㎜の隙間ができることになります。)