オーダーメードのプレべ用ピックアップです。
ウッディーながら芯のある というご要望を次のように解釈しました。
ウッディー:柔らかめの音で残響がある
芯のある:硬めの音でタイト目(タイト目とは倍音成分が少な目)
普通に巻くと低音弦側は柔らかく、高音弦側は硬くなるので、次のような工夫をしています。
・上下ボビンで巻き数差を少し付けて抜け感を出す
・低音側はキャパスタンスを下げて明るめにする
・高音側はキャパシタンスを上げて暗めにする
出力はフェンダー62ビンテージよりも少し上げて中音よりでエッジ感を出す
動画の中で、バイオリンベース、自作5弦ベース、それから市販のアイバニーズ5弦を弾き比べていますが、バイオリンベースは低音より・残響多め・抜け感少な目、自作5弦はそこそこ低音より、アイバニーズ(これだけバルトリーニのパッシブPU)は更に低音寄りでした。
アイバニーズ>自作5弦>バイオリン>今回のPB の順で低音よりとなっており、逆に抜け感はPBが一番ありつつ、高音側もそれほどゴリゴリしないで落ち着いた音 となっています。
バイオリンベース単体で弾いた動画がこちら
fender 62に近いPBがこちらです。