マンゴーボディーのギターのピックアップのオーダーを頂きました。
モデルはSeventyseven RBN-MNG で、セミホロー、マンゴートップ＆バック、メイプルネック、ローズ指板の2ハム仕様です。
マンゴーは柔らかめの木材で、芯部が少ないため辺部が用いられているようです。
（芯は硬く辺部は柔らかい-多くの木は辺部が少なく柔らかいため芯部が家具などに使われています）
比重0.57とやや重め。マホは種類にもよりますが、0.57-0.66くらい、アッシュは0.68程度、メイプルは0.72 程度とのことです。概ね比重が高い方が音が硬くなります。
マンゴーはマホより柔らかめの音のようです。
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オリジナルのPUの音が平坦だったので、PAF系のHBに交換したところローが出すぎだったとのことで、ワイドレンジHBのようなものでザグり不要なものを探していて、当方のギブソンサイズWRHBにたどり着いたとのことでした。
ホローボディーだと響きが大きくて、柔らかいマンゴー材に加えて更に音がボワつく傾向なのではないかと思います。
底部にバーマグネットを仕込むタイプよりもロッドマグネット12本の方が音がクリアではっきりしているので、柔らかめの材には合わせやすいように思い、フロントはギブソンサイズHB、リアはROD12（ロッドマグネット12本のハムバッカー）をご提案致しました。
フロント：ギブソンサイズWRHB３ｘ３・CuNiFe、PE42、アンバランスドワウンド＆スキャッターワウンド、1芯メッシュリード線、4.2H程度狙い。
リア：ROD12アルニコ５Φ0.187インチ、PE42、軽いアンバランスドワウンド＆スキャッターワウンド、4芯シールド、5.5H程度狙い。
こちらがギブソンサイズCuNiFeWRHBです。
こちらがROD12でかなり高出力にしているものです。
