制作してました、ネックを材から削り出したd’Oroが完成しましたので紹介動画をアップします。
ネックは楓の杢ありで、オイルフィニッシュです。指板面は防汚のためクリア塗装を吹いています。
ボディーはバスウッド? で2.8kgと軽量です。
ペグはご提供のゴトーマグナムロックで、穴位置が低いことから、ストリングリテイナーは付けてません。ピックアップはRugir製で、フロントシングルスタック、ミドルシングル、リアハムバッカーとしています。
フロント・リアは中音域よりにしてあります。
ハムはいつもですと上下ボビンで巻き数差をつけて高音が出るようにしてあるのですが、今回は巻き数を同じにして高音控えめにしています。
ヘッドインレイ、ポジションマークはメキシコアバロンと日本アワビを使用しています。Fはご購入者様のイニシャルで、ヘッドとPGのノブ穴塞ぎに入れています。
12フレットのマークは、このギターの名前の「d’Oro(黄金)」を入れてあります。
触っていると手の水分でネックの表面が少し粗く感じることがあると思いますので、しっかり乾いた布で磨いてください。ときどき少量のオイルかワックスを塗って、表面が乾きすぎないようにした方が良いです。
木にとって人間の皮脂が一番磨きがかかるものです。さすっていると数か月でつやつやになると思います。