Rugir Pickups’s blog

手巻きピックアップビルダーの制作解説などギター関連ブログ

5弦ベース用ピックアップ スティングレータイプ音源 ルジールピックアップス

GWで時間が取れるので、あまりないスティングレータイプで5弦用のピックアップを作ってみました。

調べてみると、シリーズで8KΩくらいの低出力タイプと、14KΩくらいの高出力タイプがあるようです。今回は高出力タイプにしてみました。

アルニコ磁石、プレーンエナメルAWG42ワイヤー(フォームヴァーとPEが多いようです)、ワックスポッティング深めで作っています。4芯リード線です。

計測値:シリーズ時 11.7H/15.8KΩ、パラレル時 2.9H/3.9KΩ となりました。

個々のボビンでは、両方とも約8KΩ・5Hでした。合成抵抗の計算式通りの値でした。

載せられるベースが無かったので、手持ちの5弦ベースの外側にPUをセットして、仮盤を介しての試奏となっています。

水平にしないとPUが落ちるので、床に置いてスティールギターのように弾いています。

 

 

仮盤がこちらです。透明アクリル板に、スピーカーケーブル接続端子台とトグルスイッチ、ボリュームとトーンポット、ジャックを組付けてあります。搭載するギターがない珍しいPUの音出し確認用に作ったものです。

 

 

 

前半 シリーズ接続、後半(2分以降) パラレル接続での録音となります。

途中PUから出ているリード線の繋ぎ変えをしているので、1分ほど作業が入っています。

www.youtube.com

 

出音は、シリーズだと出力が高いためもあり、ローがかなり出ています。パラレルだとローが控えめになるので、どちらかと言えばパラレルの方がバランスが良いように思います。

近日中にオークションに出すので、良ければチェックしてください。

ジールピックアップスでは、ギター・ベース用ピックアップをオーダーメードで制作しております。

お使いのピックアップがしっくりこない・もう少しXXXしたい という方はお気軽にartbrains1966@gmail.com までメールにてご相談ください。