FS-1に引き続き、アリアプロ2個、ハムバッカー1個の巻き直しをしました。
シングルの方は、CS69よりもう少し太く、かつ高音も出るというオーダーです。
巻き数を少し上げて、10%くらいインダクタンスを上げつつ、明るく抜け感のある巻き方をしています。ワイヤーはシングルフォームバーを使用しています。何となくプレーンエナメルよる明るいような気がします。ヘビーフォームバーは径が大きく巻くと隙間がPEより増えて、その分キャパシタンスが下がって抜け感が増えるのですが、シングルFVはそこまで違いがない筈です。
ハムバッカーは、PAF的なもの+出力少し上げ気味、磁石をセラミックからアルニコ4へ交換しています。こちらもシングルフォームバーで巻いています。ヘビーFVだと巻ききれないくらいです。
リード線結線前・ボビン取り付け前です。磁石はアルニコ4のラフキャスト・un-orientedです。ざらざらしています。
手持ちのバーマグネットを並べてみました。アルニコ2,3,4,5(ラフキャスト)とアルニコ5の研磨バーマグネットです。PAFの時代はラフキャストで、かつun-oriented(無方向)だったので、オリジナル仕様に近づけたいというご要望があります。しかし聞き分けは難しいです。