本田毅さんのシグネチャーギターに載っている、クォーターパウンドタイプのオーダーを頂きました。
本家はセラミック磁石がボビンの底に仕込んであるものですが、こちらはアルニコ5ロッド磁石で作っています。たまたま1年位前に買っておいた在庫の最後分がありました。
音源を聞いてみると、ぶっとい磁石(スラグですが)の外見に関わらず出音は柔らかだったので、あまり出力を上げずに中音よりに仕上げるようにしています。
ボビンはオーバーサイズで切り出しています。
最初はストラトサイズのボビンを作ったのですが、モンスターなどはキャビティー穴一杯の大きさになっていたので、ボビンを再制作しました。
ボビン表面が荒れていますが、あとで調整して上の写真のようにきれいに仕上げてあります。
インダクタンスは2.5H/2.6H/2.9Hと、リアは高めにしてあります。中音寄りにすることと、ハードロックはリアを歪ませて音作りするイメージで、ポッティングも深くしてあります。(ポッティングはフロント・センター・リアで深さを変えてあります)
現在慣らし中です。