Rugir Pickups’s blog

手巻きピックアップビルダーの制作解説などギター関連ブログ

ベース用指板 Rugir Pickups

友人用のベースネックとして、6本まとめて入手したのですが、うち4本は指板がついてない状態です。

友人用は手持ちのローズがあったのでそれを合わせることにして、残りは少し変わった材にしたいと思い、黒檀1枚、虎目メイプル2枚入手中です。

メイプル杢もキルトは柔らかいのでネック材や指板には向かないですが、バーズアイとタイガーは硬いので向いています。黒檀も硬いので、メイプルと同様硬い音がします。

ギターはほとんどローズかメイプル、偶にエボニーですが、ココボロ、スネークウッド、タガヤサンなど、硬い材なら使えます。しかしながら6㎜とかの薄い板は反りやすいのであまり売っていません。上に書いたメイプル(というか楓)は、厚板を2枚に割ってもらうようにお願いしました。

楓でギターアンプのキャビネットを作ったことがありますが、音が硬すぎて没にしたことがありました。今のグレコはサクラだったかと。他に楡やウォールナットも使ったことがありましたが、サクラがバランスが良いようです。

で友人のベースをばらしてネックを外してみると、鍔だし21フレットで、鍔無し21フレットのネックを合わせるには、そのままつけてスケールを34.5インチに延ばすか、ボディーを1フレット分削るかどちらかが必要です。鍔だし22フレットはよくあるのですが、21フレットは見たことがなかったです。しかし34.5インチにすると、フレットが19フレットまでしか打てなくなってしまうので、ボディーを削ることにします。

ヘッドはマッチングヘッドにしてインレイを埋める予定です。

このピックガードがない部分が1フレット分です。

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ベースは34インチのフェンダースケールがロングスケールと言われていて、それより長いとスーパーロングスケール、短いとショートスケールあるいはミディアムスケールのようですね。今回勉強しました。