先般制作したストラトのハイフレットを押さえたときに、音がシャープするのでおかしいな と思って寸法を再計測したら、スケール(ナットからサドルまで)が24.5インチくらい(フレットは25.5インチのフェンダースケールでした)であることが分かりました。そこで、24インチにしたのですが、そうするとフレット間の寸法が短くなるので、元のフレットを抜いて、溝を埋めてから、改めて24インチスケールでフレット溝を切り直してフレットを打ち直しました。
というわけで、珍しい、同じギターでスケール違いの音の比較ができました。
元のスケールの音がこちら。ハイフレットで音程がシャープしているのはスルーしてください。
修正したのがこちらです。
ネックの長さは変えていないので、弦の張力自体はそんなに変わっていないのですが、弦振幅が変わるので音も変わり、若干マイルドになっていると思います。
握力の低い方に向いていると思いますが、PUはけっこうゴリゴリ系なので、出音はロック向きになっています。
クォーターパウンドタイプで高出力&響き強調 というのはなかなかないので面白いと思います。またリアは、HBサイズのカバー無しワイドレンジタイプ(ロッドマグネット12本)で、HB的なブーミーさがない、フェンダー好きの方に向いたものにしています。こちらも響きを増すためにカーボン素材のボビンを使用しています。リード線も高音よりの自作を使用してます。
オークションへ出品し直しますので宜しければご検討ください。「手巻きPU ギター本体付き」で出品したいと思います。
54年イメージストラトセットは巻き終わり、あとはポッティングと試奏です。週末には試奏動画アップします。P90も週末制作予定です。