Rugir Pickups’s blog

手巻きピックアップビルダーの制作解説などギター関連ブログ

セラミックからアルニコへ Rugir Pickups

磁石をアルニコに変えたくなることがあると思いますので、ケースに分けて解説させて頂きます。

 

シングルの場合

・バルカンファイバーボビンなど、磁石に直接ワイヤーが巻いてある場合

磁石を抜いたら張力でワイヤーが中に入るので、抜き変えはできません。

・プラスチックボビンなど、ワイヤーが直接巻いてない場合

磁石を抜いて差し替えできます。

・セラミック磁石が底についている場合

ほとんどプラボビンなので、セラミック磁石を交換することも、セラミック磁石を取って、鉄のPPを抜いてアルニコ磁石に抜き変えることができます。

 

ハムの場合

・セラミック磁石をアルニコバータイプに交換できます。

厚みが違うことが多いので、その分何か紙・板紙・段ボールなどをベースプレートと磁石の間に挟んで厚み調整すれば大丈夫です。

 

シングルの場合各ポールピースの高さを調整する必要があるかもしれません。

ハムの場合はネジで調整できるようになっています。

 

しかしながら、セラミック磁石とアルニコは性格が違うものの、どちらの音が良いとまでは言えませんので、お好みの音と磁石の性格を考えてからの交換をお勧めします。