磁石をアルニコに変えたくなることがあると思いますので、ケースに分けて解説させて頂きます。
シングルの場合
・バルカンファイバーボビンなど、磁石に直接ワイヤーが巻いてある場合
磁石を抜いたら張力でワイヤーが中に入るので、抜き変えはできません。
・プラスチックボビンなど、ワイヤーが直接巻いてない場合
磁石を抜いて差し替えできます。
・セラミック磁石が底についている場合
ほとんどプラボビンなので、セラミック磁石を交換することも、セラミック磁石を取って、鉄のPPを抜いてアルニコ磁石に抜き変えることができます。
ハムの場合
・セラミック磁石をアルニコバータイプに交換できます。
厚みが違うことが多いので、その分何か紙・板紙・段ボールなどをベースプレートと磁石の間に挟んで厚み調整すれば大丈夫です。
シングルの場合各ポールピースの高さを調整する必要があるかもしれません。
ハムの場合はネジで調整できるようになっています。
しかしながら、セラミック磁石とアルニコは性格が違うものの、どちらの音が良いとまでは言えませんので、お好みの音と磁石の性格を考えてからの交換をお勧めします。