Rugir Pickups’s blog

手巻きピックアップビルダーの制作解説などギター関連ブログ

ネックの日光浴 Rugir Pickups

制作中のギターのネックはオイルフィニッシュですが、試奏中ざらつきが出ました。オイル不足で、触っているうちに表面が少し荒れたようです。何度かインターバルを置いて塗布・磨きを繰り返す必要があります。

途中、日当たりがある部屋で直射日光が当たらない程度に日光浴をさせます。

オイルは紫外線で硬化するためです。色も日焼けします。

よくネック裏の塗装を剥がしたものの色が白っぽかったり青っぽかったりしますが、オイル分がないためで、その状態で汚れがつくと黒く残ります。オイルが塗ってあると表面保護になるのと、手の油で色が濃くなりつややかに育ってきます。

長年使っている木製品(例えばプライヤーのパイプ、木製のカバンのハンドル)やヌメ革財布と同じです。ヌメ革も日焼けします。BREEというブランドのヌメ革カバンは最初はほぼ白ですが、1日日光にさらすだけでうっすら色が付きます。