Rugir Pickups’s blog

手巻きピックアップビルダーの制作解説などギター関連ブログ

Burned Blue cover, Rugir Pickups

カバーのウェザリング加工をしてみました。

ロームメッキは付着性が高く、またその下は銅メッキで母材は真鍮のものが多く(廉価なものはそうなっています。ニッケルシルバーは高いです)、レリック加工は難しいです。そのような材料のウェザリング(Weatheringー天候による汚れ)は、バーナーで焼くという方法だと、写真のような感じになります。

真ん中あたりの塗装がはがれたような黒いところは、メッキ剥がし液でメッキが取れたところです。

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ものによっては、全体が金色に変色しつつ、高音部が青くなるものがあります。

メッキの種類などによるようですが、加工前に目立たないところで試してみる必要があります。

ニッケルシルバーですと、メッキ剥がし液でうまく腐食できます。

弦の下は磨いてあります。

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