Rugir Pickups’s blog

手巻きピックアップビルダーの制作解説などギター関連ブログ

ベアナックルと比較 Rugir Pickups

トムホームズのh450/455と類似ということで、少しブーミー目で制作してみました。

リアはもう少し明るめということで、レシピを調整してあります。

https://youtu.be/4u79RvScmWI

ハウリング対策でポッティングご希望でしたので、ワックスポッティングの代わりにワニス(セラック)を含侵しています。ハーフポッティングくらいになっていると思います。絶縁ワニスよりもセラックの方が粘性が低いので浸透します。

カバーはニッケルのメッキ無しでレリック加工をしてあります。

弦と弦の間は拭きやすいので光っている反面弦の下は弦で叩かれ、また掃除しにくいのでくすんでいる というウェザリングです。

比較のためベアナックルと弾き比べています。

ベアナックルはおそらくポッティングされていないので、残響が多くクリーンだと少し扱いにくいです。Rugir製の今回作はポッティングしてあることで、クリーンの時の分離感は上だと思います。その他工夫してあることもありますが・・・。