オーダー頂いたストラトセットで、出力高め・フロント甘め、リアTWANGY という感じのご要望です。
フロント2.8H、センター(RWRP)2.9H、リア3.3Hで、それぞれPE42、SFV42、HFV43で巻いています。また音にキャラをつけるため、それぞれ巻き方を変えてあります。
残響多めというご要望もあり、ポッティングはセラック含浸としています。
磁石はアルニコ5で、巻き数を稼ぐため径0.187インチを選んでいます。
(0.195インチと使い分けています)
音源は、PCのスピーカーで聞くと高音寄りに聞こえますが、ヘッドフォンだと中音よりになります。アンプも同様に、スピーカー径が大きい方が低音が出ます。
筐体の材質にもよります。試奏で使っているマーシャルJTM60改は、筐体は楡の単板を、スピーカーボード(バッフルボード)は桜の単板を使用したワンオフ品です。買ったときについていた筐体はピンクに塗られていたので(そのせいでジャンクで安かったのですが)、自作しました。
そこそこの大きさの板が必要になるのですが、薄い板だと反りやすいので、なかなか20㎜程度の薄板を見つけるのが難しいです。12インチスピーカーだと特に探しにくいですね。