ワックスポッティングするか、あるいはノーポットか。音が違うのか気になるところですね。
ThroBakというピックアップメーカーさんの動画が参考になります。
結構こちらの動画は参考にさせてもらっています。
動画の通り、ノーポットの方が高音が若干強め&倍音多め という感じです。
しかし、ワックスポッティングを希望されるお客さんはいらないフィードバック音を気にされているとのことです。
ルジールピックアップスでは概ね4種類のポッティングを、ご要望に応じて使い分けています。
・ノーポット
・セラックニス含浸
・ワックス(蜜蝋)ポット
・ワックスポット+真空引き
上から順にポッティングが深くなります。
オーダー頂いた時に、どのような音楽を演奏するか、ギターのタイプ(フルアコ・ソリッド)、に応じて上記4種類から選択しています。
但し、HBの場合はノーポットであっても、組み立て後の全体どぶ漬けワックスポットを行ってハウリング防止をしています。
結構手間がかかるので、どぶ漬け無しのところもあるようです。
ダンカンは工場ツアー動画を見ると、ワックスポット真空引きがデフォルトのようですね。
ルジールピックアップスのビンテージタイプストラトセットArqueNoteは、オリジナルはワックスポットですが、経年劣化でワックスが抜けてマイクロフォニック効果が増しているのを模擬して、セラックニス含浸としています。ビンテージ物は計測値通りに再現するとオリジナルの制作時の数値と乖離しているときがあるように思います。
PAFは59バーストとジミーペイジを連れてこないと再現できないかなと思っています。