フェンダー純正WRHBのリード線の交換のご用命を頂きました。
1芯メッシュシールドから、コールドとアースを分離したいとのご要望で、2芯メッシュ＋保護チューブに交換となりました。
芯線は、出音に配慮したもので、太目なもののため、仕上がりのリード線は太目となっています。取り回しは少し面倒ですが、音は売っている2芯シールドより良いと思います。
フェンダーのWRHBは、ボビンに端子がついており、ワイヤーはその端子に巻き付けてハンダされ、ホットのリード線は端子にハンダ付けされています。
ボビンが熱で溶けやすく、溶けると端子が外れてわやくちゃになるので、短時間で処理する必要があります。
コールド側はボビン端子から単線でカバーに落とされ（写真）、メッシュシールドはベースプレートの反対側の方でハンダされています。つまり信号は延々ベースプレートを伝ってコールドへ行くようになっています。
写真の端子のところまでリード線のコールドを伸ばしてハンダしました。
リード線が太いので、ボビン固定ネジからステーをとって固定してあります。
ルジールピックアップスでは巻きなおし以外のPU修理も承っております。
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