フェンダースクワイヤーが中国製に変わった時からでしょうか、ボディー厚さが5㎜くらい薄くなり、ピックアップキャビティー、ポットキャビティーが浅くなっています。
JAPAN期やUSAは深さ37㎜くらいありますので、ポットのネジ部の突き出し長さや、大型コンデンサーの搭載が可能ですが、スクワイヤーAffinityシリーズなどでは、ポットを交換する際に注意する必要があります。
例えばポットをCTS製の通常のものに代えると、PGの上にネジ部が突き出して、ノブをつけると傘のように上がってしまって恰好が悪いですね。
こんな感じです。
そんな問題を解決してくれるのが、CTSから出ているショートタイプのポットです。
あまり種類は多くないのですが、こちらを使えばノブがPGすれすれの高さになります。
それからPUキャビティーも浅いので、配線がPUの下を通らないようにする方が良いです。特にリアピックアップ周りは配線が混んで、厚みが出ることが多いので。
こんな感じに仕上げました。
コンデンサーはトロピカルフィッシュにして、ポットの間に沈めています。
ちなみに、トーンはフロントは0.047μFの普通のものを使い、ミドル・リアはグリースバケット回路という、絞っても高音が残るものにして、0.022μFを載せています。リアの音を元気にしたい方にはお勧めです。