フィルタートロン風ですが、ネジとフラットのポールピースが見えるようカバーの全面をおおよそ切り欠くデザインとなりました。
切り欠き部はバルカンファイバーでカバーをつくる予定です。
一番大変なのが、このバルカンファイバーカバーにポールピースにぴったりの穴を開ける作業で、精度が厳しいところです。
PU自体は非常に低出力で、先日制作した1.2Hのシングルに近いものとなります。
フロントは0.8+1.2H程度、リアは1.0+2H程度を狙っています。PAFの半分くらいですね。かつホワイトファルコン的なカラッと感を出すには、分離感を強めたタイトなものにする必要があります。ポッティングは深めになります(といっても巻きが少ないのでしっかり漬かります)。使うワイヤーも細めにして、巻き数をかなり少なくします。
高音寄りになりつつ耳が痛くならないように というなかなか難しいご注文ですね。