以前フェンダーオリジナルのCuNiFeネジワイドレンジハムバッカーの巻きなおしをしたのですが、同じ方から再度の巻きなおしを依頼されました。
6弦側は巻き弦の音、1弦側はキラキラ感あり、ということで、上ボビンと下ボビンでレシピを変えて対応しました。
上ボビン:PE42、セラックニス含浸、6400ターン
下ボビン:HFV42、セラックニス5.6PP側含浸後押さえ、6000ターン
巻いている途中のボビンの写真ですが、色が違うのはワイヤーの被覆種類の違いです。上がプレーンエナメル、下がヘビーフォームヴァーです。
スキャッター度合い多めで低音よりの上ボビンは5.6PP側の音づくりに、下ボビンは1.2PPの高音を出すように、レシピを決めています。
フロントPUが5.3Hと出力高めだったので、高音寄りにしつつ音量を調整すべく、リアPUは5.3H狙いにしました。