Rugir Pickups’s blog

手巻きピックアップビルダーの制作解説などギター関連ブログ

ストラトセット制作中 RugirPickups

先日制作したストラトとは違った味付けのセットを制作中です。

 

前回のはビンテージ的な出音を狙いましたが、今回はモダンなライブで使いやすいものを狙ってみました。

54的なモデル(モダンモデル)の比較です。磁石はいずれもアルニコ5Φ5㎜です。

フロント N上(S上)、2.6H(2.7H)5.6K(5.7K) 107pF(132pF)HFV42(SFV42)

センター N上(N上RWRP)、2.6H(2.8H) 5.6K(5.5K) 108pF (115pF)HFV42(SFV42)

リア N上(S上)、2.7H(3.1H) 5.9K(6.3K) 105pF(182pF)HFV42(SFV42)

54モデルとモダンモデルでは巻き方を変えてあります。

 

モダンモデルは54よりフロント・センターは出力少し高め、フロントは54より中音よりにしてあります。センターはほぼ同じ傾向の音です。

リアはかなり変えていて、中音よりに振っています。ストラトのリアはオリジナルはかなり高音よりでキンキンしやすく使いにくい面があるのを抑える狙いです。

またセンターはRWRPにしてありますので、ハーフポジションでノイズが減るので、演奏場所のノイズ環境が良くないときに使いやすくする狙いです。

 

こちらは巻き終わったときの写真ですね。センターのホット線は色を変えてあります。

 

PGに取り付けた写真です。

フェンジャパEシリアルに載せてますが、なぜか最初からPG裏のシールド箔がついていなかったです。ですのでもう1台のメイプル指板ギターより、少しノイズが大きい感じがします。ポットはCTSに変えてあり、コンデンサーはオールドのワックスで耐圧高めを載せています。渡りの配線はビンテージの単線、ジャックへのホット線はWE復刻版を使用しています。

試奏ギターの選び方ですが、オーダーの場合は搭載予定のギターの仕様に合わせ、そうでない場合はビンテージ系の出音の場合はメイプル指板に、そうでない場合はローズ指板に載せることが多いです。

 

音源は次の記事にオークション情報と一緒に載せますね。

 

フルオーダーを受け付けていますので、メールください。

artbrains1966@gmail.com

価格レベルはオークションと同じです。

ストラトセット12000円(カバー無し)、テレセット10000円、ハムセットカバー有り14000円(カバー無しは12000円)、ワイドレンジハムバッカー(CuNiFe使用)は14000円(1個)。 HBカバーはご希望により追加無しでレリック加工致します。

+送料370円となります。 

他のタイプやベース用もオーダーお受けしますのでお気軽にご相談ください。