Rugir Pickups’s blog

手巻きピックアップビルダーの制作解説などギター関連ブログ

テレキャスリア 断線修理 ルジールピックアップス

テレキャスのリアPUの断線修理をご依頼頂きました。

リード線の根元での断線はなく、また磁石がサビていたので、内部断線と判断し、ワイヤーを切りましたら、推定通りサビていました。

6.5.4PPがサビていて、サビはワイヤーにまで付着しています。

6弦側は右手があたって汗が侵入しやすく、また磁石に直接ワイヤーが巻いてあるので、サビて断線するケースが多いです。

断線は、

・磁石の錆

・リード線の根元

・上記以外のどこか という順番で起こりやすいです。

 

 

今回は反ったトッププレートの矯正も行ったので、一度分解して磁石を磨いてから復旧しています。

 

反りを直したトッププレートを戻したのがこちらです。

その後に磁石保護のテープを巻いてから、ワイヤーを巻きなおします。

 

巻き終わり完成したのがこちらです。トラディショナルに、紐を周囲に巻き付けた後にワックスポッティング(真空引き)を施してあります。

 

 

ジールピックアップスでは断線巻きなおしもお受けしております。

artbrains1966@gmail.com までお気軽にご相談ください。