一時期スピーカーに興味があって、ジャンク品を買って直していました。
スピーカーが音がでない原因は、大体次の4つです。
1.外部端子のあたりで断線している
2.リード線がスピーカーコーンを通るところで断線している
3.ボイスコイルとコーンの境目で断線している
4.ボイスコイルが焼き切れている
というわけで、なぜかボイスコイルの再製作に挑戦して、その際に耐熱紙を購入しました。
最小ロットが1m四方で。
ボイスコイルが作れてもあまり仕方がないことに気が付き、ノーメックス紙はほこりをかぶっていましたが、探すとなかなかないので必要な方にお分けします。
ヤフオクに即決で出していますので落札ください。
ボイスコイルなら4個くらいとれると思います。
そもそも「ボイスコイルって何?」「どうやって作るの?」という疑問があるですね。
ボイスコイルは音の振動を電気に変換して、マグネットの磁力と反発させてスピーカーコーンを動かす、ピックアップと逆のような部品です。スピーカーの真ん中のセンターコーンの後ろにあり、磁石と接触しないぎりぎりの隙間をもってフリーで動けるようになっていて、それがコーンに接着されています。この隙間の製作精度と取り付け精度が難しいものです。ボイスコイルには0.05㎜とかの細いワイヤーが巻いてあります。こちらはランダム巻きはできませんが、巻き数は確か100ターンくらいだったような。巻き終わった後にニスで固定して、巻きはじめと巻き終わりを外に出してリード線につなぎます。絶縁体で熱に強い薄いシートが必要です。ちゃんと動きましたよ。でも普通ボイスコイル自作しないです。