苦労しましたが49㎜ピッチのオールドスタイルハムバッカー、ジョーボナマッサ風が完成しました。
音源お聞きください。比較のため、Birthストラト及びギブソンレスポールクラシック90年も弾き比べしてます。
苦労したのはレリック加工で、通常傷をつけて塗装で汚すことが多いのですが、酸や塩分で自然な古びた感じをつけるのに、試行錯誤と時間がかかりました。
次にボビンが入手できなかったので、バルカンファイバーを切り出して作りましたが、穴の位置を合わせるのと、磁石との密着性確保に苦労しました。メーカー品でもそれなりの製作誤差があるので、本当に密着している必要があるのか?とおもいつつ、強引に接触させています。
結果いい感じでなったかなと思いますがいかがでしょうか?
次に作る時はトーンクラフトの49㎜ボビンセットを使います。
レスポールはクラシックといいつつ、496Tと500Tなど比較的高出力のモデルを載せています。フライングVも同様なのですが、フロントはクラシックよりもブーミーでリアはアタックが鋭い感じで差がクラシックよりも大きいです。初期のPAFは上と下のボビンで巻き数を変えてあり、その分ハムキャンセル効果が小さくて高音が出ますが、その後は巻き数は5000ターンづつとほぼ同じになり、ノイズには強いですが、中音から低音域が強く、5-6弦でパワーコードのリフを弾くのに適した変化をしているのだと思います。