昨日届いたCuNiFeと本日届いたカバー・ベースでさっそくワイドレンジハムバッカーの制作に入りました。
ボビンはベークライトで作っています。
今回のために、新兵器、卓上ボール盤を導入しました。穴あけが正確にできるので、いままで穴あけドリル時にずれて寸法が出しにくかったところが改善されました。
左が組みあがったワイドレンジ、右がギブソンのHBサイズです。
幅も高さも違います。カバーはニッケルシルバーメッキ無しなので、レリック加工が簡単にできます。まだワイヤーは巻いていないのですが、巻き数や巻き方を検討中です。
74年のワイドレンジを聞くと、残響多めで高音よりになりつつ、若干ブーミーさもある感じですが、残響多めのスッキリ目が良いかなと思っています。
上下ボビンの巻き数差、ポッティングの深さ、巻き方、巻いた形状、テンションなど。
オリジナルのデータを見ると、PE42で片側5000ターンのようですので、このあたりの数値と抵抗値を参考にしながらレシピを決めていきます。
ただいま2名様からご予約頂いております。残り8個ですのでお早めにご連絡ください。artbrains1966@gmail.com まで。
新兵器のボール盤です。これにXY軸に動くテーブルを載せる予定で手配済です。