制作していましたハムバッカーセット、抜け良く明るいPAF的なレシピなものをオークションに出品しました。
PE42、アルニコ5ラフキャスト、49.2㎜ピッチ、ジャーマンシルバーカバーとなっています。リード線は1芯メッシュシールドです。インダクタンス4.3H/4.8H程度です。
上下ボビンで巻き数差を付けて、抜け良しを狙っています。フロント5000/4500TN、リア4800/5000TNです。フロントの方がブーミーに成りがちなので差を多めにしてあります。オリジナルPAFと同様ノーポットにしてあります。ですので、ゲインをマックスに上げるとハウリ易いです。ハイゲインで使われる方でしたら追加でポッティングします。
今回はギブソンと同じ巻き方をしてみました。つまり、巻きはじめはボビンの穴に通して下からリード線を出して、上下ボビンとも時計回りに巻いて、その上で結線を上ボビンの巻きはじめと下ボビンの巻きはじめにすることで、電流の流れを反対にしてはRWRPにしています。
いつもはリード線はホットコールドとも脇から出して、巻き方向は上下で反対にして、巻き方向と電流の向きを合わせているのですが、本家と同様にしてみました。
リード線をボビン下から出さないやり方をとっているメーカーはたくさんあり、手間としてはこちらの方がかからないと思います。あとリード線を下から出すと、ボビン下の配線が混むので、脇から出した方が楽かもしれません。