スタンダードラインでモダンなセットのModernityをしばらくぶりに制作しました。
ビンテージラインのArqueNoteがキラキラ感のある低着磁であるのに対し、キラ感を抑えてセンターをRWRPとし、ハウリングにも強く使いやすい仕様とレシピで制作しています。
使用している材料はArqueNoteと同じですが、巻き数・巻き方などで音を変えています。
磁石アルニコ5、PE42、クロスワイヤーリード線、バルカンボビン、ワックスポット、となっています。
計測値はフロント2.7H/6.2KΩ/134pF、センター(RWRP)2.7H/6.2KΩ/97pF、リア3.1H/6.8KΩ/103pFです。ArqueNoteが2.5H/2.6H/2.7Hであるのに対し、出力を高めにしてあります。
自分で使うならこのセットが使いやすいです。フロントはクリーンで甘めのアルペジオ、センターはクリーンなカッティング、リアは歪ませてザクザク刻むのとソロ というように使い分け、ハウリングがきつい場合はハーフポジションに逃げるオプションを持っておく、そんな風に使います。いろいろなジャンルの曲を演奏するのに便利です。
同じギターに載せたArqueNoteの音源はこちらになります。聞き比べて頂ければと思います。