カスタムオーダーNo122完成しました。
フロントビンテージ系、ミドルモダン系、リアハイパワー系 というご希望で、リアに関しましてはセラミック磁石で出力を上げることをご提案させて頂きました。
手持ちでグレーのファイバーボビンのセラミックがあったので、色もそろえることができました。こちらは80年代くらいの日本製で、とても丁重な作りで、1.6弦ポールピースは錆止めのニスが塗ってあり、リード線は単線を使っていました。
完成したのがこちらです。
フロント:アルニコ5PP、2.8H、6.2K、115pF、8000ターン HFB42 ハーフポット
ミドル:RWRP アルニコ5PP、2.7H、7.6K、136pH、7200ターン HFB43
リア:セラミック、7.1H、9K、137pH、9200ターン PE0.05mm、PE43、PE42
リード線はF&MはWEビンテージ単線AWG22、リアはLP用撚線AWG22です。
リアだけ変えているのは高音控えめにするためです。
フロントはマイクロフォニック効果を出すためにポッティング後はふき取りのみ。
ミドルはタイトさを出すためポッティング後に軽く押さえてコイルを固めて。
リアは更にきつめに押さえてコイルを固く締めています。出音に堅締め具合も関係します。
ポールピースのトップ形状も、ご希望の出音に合わせて3つともそれぞれ成形しています。スタガード具合はあまり変えていません。
ご購入者様 取り付け結果を教えて頂ける嬉しいです。
現在次のカスタムオーダー出品中です。