Rugir Pickups’s blog

手巻きピックアップビルダーの制作解説などギター関連ブログ

ポット交換後のノイズ減 Rugir Pickups

先日出品・落札頂いた、エピフォン レスポールジュニアスペシャル(P90)ですが、追加でCTSポットへの交換を依頼されました。

良い機会でしたので、交換前後のノイズレベルを計測してみました。

車が通ると音を拾うので、車が途切れたタイミングで計測しています。

赤い山は無視して緑の山を参照ください。

交換前 約50dBくらいです。

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交換後 約45dBくらいでしょうか。

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正確には測れていませんが数デシベルの違いはありました。

古いポットで特に安いものはノイズが大きい傾向があるようです。

ノイズが大きいなと感じたら、

・シールドを変えてみる ー 安いシールドはノイズ大きいです

・キャビティーをシールドしてみる

・ポットを変えてみる

という対策があります。シールドケーブルを使う方法もありますが、高音が削られるのでシングル系はあまりお勧めしません。キャビティーシールドも、PUキャビティーではなくポットキャビティーに留めたほうが良いと思います。以前ストラトでPUキャビティー含めシールドしたら、音が痩せて慌てて全部剥がしたことがあります。

導電塗料は剥がしにくいので銅箔アースがお勧めです。

本機はPUはセラミックの手巻き、配線材はWEビンテージ線などに交換してあります。