61年モデルで、かつセンターリアハーフトーンが軽い音 というご要望に沿って制作してみました。
他のPre-CBS期で制作した65年モデルなどは、比較的太い音でしたが、今回は細めの軽い音質ということで、インダクタンスを少し低めに(2.7H→2.5H)、かつ磁力をストックよりも下げています。
磁力を下げる方法ですが、弱めのネオジウム磁石をポールピースに磁極を反発する方向で押し付けるとできることが分かりました。
手元に10枚のネオジウム磁石があり、磁極反転には全量使っているのですが、2枚にして、上から反発する方向で押し付けると磁力が弱まりました。
ギターにPUを載せた状態で作業して、未作業のものと比較したらかなり違います。
どれくらいになったかはわかりませんが、こんな方法でできることが今回わかりました。
ビンテージPAFの再現にはちょうど良いかもしれませんね。