Rugir Pickups’s blog

手巻きピックアップビルダーの制作解説などギター関連ブログ

接着剤変更 Rugir Pickups

ストラトのマグネットロッドは、ボビンの穴をリーマで広げて差し込んでいます。

手作業ですから少し緩かったりしますので、これまで固定のために瞬間接着剤-アロンアルファですねーを使ってきました。

しかしアロンアルフアは、まだ固まっていない状態だと、エナメル被覆を溶かすので、時折短絡してしまうことがあり、対策として、ワイヤーが巻かれないボビンの上と底に接着剤を付けて中に流れにくいようにしたうえで、マグネットの周りをぐるりとマスキングテープで養生する方法を取ってきました。金属とバルカンの接着固定はあまり強くないことと、テープを巻くことでワイヤーの深部にワックスが入りにくいことなどから、他の方法を模索しておりましたが、紫外線硬化型接着剤とUVライトが使いやすいことがわかりました。UVライトを当てると数十秒で硬化すること、ライトを当てなければ固まらないこと、硬化後は十分な耐熱性があること、から、ボビンの内側から接着剤を塗布することができ、かつテープ巻きを省くことができます。

仕事の関係で紫外線硬化型接着剤を試していたことが役に立ちました。

いろいろこまごま工夫しています。

 

手回し機の具合が悪くなってきました。歯車がかみ合わないことが出てきました。ギアが摩耗しているようです。購入後恐らく50万回転くらいしているので、すり減ったようですね。同じ形式の新しいもの(でも中古)を手配しました。