テレキャスのリアの断線で多いのは、ポールピースが錆びて接触しているワイヤも錆びてしまうケースです。
大体汗が入りやすい6弦側が多いです。写真のように上側から錆が下りています。
テレキャスリアのまき直しをオーダー頂きましたので、まずワイヤーを取り除き、錆びている部分をリューターで磨きます。それから防錆のためクリアラッカーを塗って、念のためマスキングテープでひと巻きしてからまき直しに入ります。
完成形がこれです。レシピノートの上で作業するのでハンダの焼け跡がありますね。
6.4H、11K、11200ターンとご希望通りにハイパワーで轟轟鳴ります(^^。
まさしくLoa of wind(風が轟轟吹く)という感じです。Rugirの元となったLoaですね。
オープンタイプのピックアップで断線している場合、ポールピースが錆びていたらほとんどこのケースで、巻き直ししか復活の方法がありません。