先だってパーリーゲイツ風のノンカバードHBをご用命頂いた方から追加で2セットオーダー頂きました。
前作よりフロントをリッチな感じに仕上げてみました。
あとの違いはワイヤーをプレーンエナメルAWG42からヘビーフォームバーAWG42に替えています。被覆の材質というより厚みで音の傾向が変わるそうで、HFBの方が厚いので低音よりになるとのデータですが、逆に明るくなるという話もあります。巻きの緩くなることでキャパシタンスが下がる傾向もあり、一概には言えないようです。確かなのは、厚くなる分巻けるターン数が減るので、あまり高出力にはできないということですね。今回はボビン1つで5400ターンですが、これでぎりぎりくらいです。PEなら6000ターン以上余裕で巻けます。
PE0.05㎜だと(AWG44くらい)8000ターン/ボビンくらい巻けます。