Rugir Pickups’s blog

手巻きピックアップビルダーの制作解説などギター関連ブログ

試奏用ストラトのサーキット周り RugirPickups

試奏に使用しているストラトは3種類あります。

・メイプル指板:フェンダーもどき(おそらく国産)

・ローズ指板:フェンダーJAPANスクワイヤーシリアル

SSH:ローズ指板のフェンダーJAPAN Aシリアル

メイプルとローズはサーキットに手を入れています。

今回はメイプル指板のものです。

ちょうど完成した赤ボビンの出力高めタイト目のストラトセットを載せています。

ポットはCTS製の250KA、コンデンサーはPhilcoのマスタード0.047μFです。

縞々の配線はベルデンビンテージ単線で、セレクターーポットもポット間も単線にしてあります。セレクター内の渡り配線もビンテージ単線を使っています。

単線の方がちょっとだけ信号が減衰少なく伝達されるかなと思っています。

サーキット内の渡り配線よりも大事なのがボリュームポット→ジャックの配線(写真だと赤とクリームの縞々)で、単線だと折れやすいので撚線のビンテージ線でAWG20位を使っています。ウェスタンエレクトリック製かそのレプリカをよく使っています。ハンダもビンテージ系であまり高くないものを使っています。

信号減衰だけを考えると銀の高純度線が良いのですが、程よい減衰や味があるメッキ銅線がギター用には良いようです。(高音強調したいときはリード線に銀メッキ線を使う時があります)

アース線も結構大事で、太目で通りが良いものを使うとノイズが減ります。アース線はなかなか定番と言えるものに出会えませんね。