Rugir Pickups’s blog

手巻きピックアップビルダーの制作解説などギター関連ブログ

バラクーダ搭載ギター完成 Rugir Pickups

先日レポートしたバラクーダ1と2を載せたギターが完成しました。

56㎜幅のブリッジ待ちだったのですが、ブロックが分厚い良いものが手に入ったので汲み上げました。

ネックはメイプル、指板ローズのフェンダーJAPAN製スクワイヤー。ボディーはフェンダーJAPAN JVシリアル期のセン?。

ポットはCTS製250kA、コンデンサーはバンブルビー0.047μF、内部配線はWEのビンテージ単線でまとめています。Vポット→JackはAIWのWE復刻版、

ラクーダについておさらいしますと、

ラクーダ1(フロント)、5.7H、10.6K、42pF、PE43 10,000ターン アルニコマグネット 最初1弦の音が弱かったので、マグネットを削って調整しました。

ラクーダ2(リア)、6.15H、11K、40pF、UEW0.05㎜ 9200ターン アルニコマグネットを2分割したスプリットタイプ ちょっと6弦側が長さが不足していてパワーク不足気味です。

 

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音はシングルですがハム並みのパワー感があり、音の分離感ばハムバッカーよりも良いと思います。

使い方としては、HSSのHに使うとか、あるいはHHのフロントに使って、演奏の幅を広げるなどが思い浮かびます。

動画の通り、テスト機のメイビスよりも良い音がしますね。イシバシさんには申し訳ありませんが、機体の差です。すいません。

前身のブレードファイターはシングルサイズで3.9H、10K、8000ターンですので、体感で倍くらいの音量になります。巻き数はそれほど変わらずインダクタンスがこれだけ違うのは、巻き面積(コイル断面積)が大きいからです。ハムサイズですのでそれだけ巻き面積を大きく取れます。そのために巻き高さをブレードファイターの2/3程度に押さえています。あと一つアルニコバーが残っているのでリクエストあれば制作します。コメント欄からご連絡ください。