Rugir Pickups’s blog

手巻きピックアップビルダーの制作解説などギター関連ブログ

P90ルジールとダンカン波形比較 RugirPickups(ルジールピックアップス)、

ダンカンのSP90-1 vintageの波形があったので、今回制作したP90の波形と比較してみました。

記事によると2.4KHzが高いのがP90のバイト感につながっているとのことですが、Rugirの波形と大体同じです。若干Rugirの方が高音域が強いので、その分若干高音よりなのだと思います。

逆に低音域がダンカンの方がなだらかなので、よりマイルドな感じなのかもしれません。手巻きの方が若干クリアで分離感が強い傾向があると思います。

機械巻きだと巻きのランダム加減が少ないので、その分マイルドになる傾向があります。機械巻き速度は、2000-5000rPMくらいと思いますが、当方の手巻きだと500rPM程度で、その間のトラバース速度が同じ(例えば3秒で往復するとすれば)場合、スキャッター度合いは4分の一~十分の一となります。