カスタムオーダー頂いた、68年フェンダーモデルと65年フェンダーモデルについて、微調整の依頼がありましたので対応しました。
68年モデルは、もう少しセンターPUも高さを下げたいとうこととで、ワイヤーの巻き数を少し増やして出力を増して、その分少し高さを下げるように調整しました。
巻足しは完全手巻きだったので引っかからないよう慎重にしました。また4弦のPPの高さを少し低く削りました。、
65年の方は、1弦を少し音量大きめということで修正しました。修正前後の音波データをアップします。
修正前 緑色の波形を見てください。
調整後
若干1弦2弦の音量が上がったのがわかると思います。
あとは弾き方ですね。
カスタムオーダーだとここまで微調整できます。
ちなみにピックアップは弦の上下振動は拾いますが左右振動は拾えません。従って音を大きくしたいときは、上下方向(下に向けてはじく)にピックを動かす方が音は大きくなります。ブルースギタリストの多くが右手の薬指と小指をピックガードに当てて、縦弾きしているのはそういう理由もあるのではないかと思います。