先日バーマグネットの磁力の方向性について書きましたが、間違っていましたので訂正させて頂きます。
マグネットは当初はun-oriented - つまり方向性のあまりないものでしたが、その後方向性を与えることで磁力のアップが為されてきた ということ自体は正しいですが、現在販売されている、ハムバッカー用のバーマグネットは方向性有りだけ というのは間違っていました。普通にun-orientedのアルニコ５、ラフキャストも研磨されたものも売っています。またアルニコ２，４はそもそも無方向性だということでした。
un-orientedの方が磁力が弱いため出力も弱く、ビンテージトーンに向いているのは一般的にはその通りだと思います。しかしながら、巻き方、巻き数など、出音にそれよりも影響する要素はいくつもあるので、アルニコ５の方向性有り（現在のHBの大半はそうだと思いますが）でも遜色のないものは制作できます。
あと、un-orientedのアルニコ５，２，４は高いので、ピックアップの価格も少し上がっしまいます。
